8時59分60秒

年が明けて、2009年1月1日には、
午前8時59分59秒から9時ちょうどの間に、プラス1秒差し込まれ『8時59分60秒』が存在します。
これ『うるう秒』と言います。


地球の自転は24時間で1周して、それが1日の長さとなっているわけですが、
厳密に言うと、自転は24時間ちょうどではありません。
正確には、約23時間56分4.06秒とのこと。


そもそも自転というのは、潮の干満や台風なんかの気象状況、
地球内部のマントルや月の引力などが影響したりして一定ではないらしいです。
しかも毎年、10万分の1秒ずつ自転するスピードは遅くなってるんだって。
知らなかったですねー。


ただ現在は、原子時計という超正確に時を刻む時計があるらしく、
それがばっちり『24時間』をカウントしているので、

『地球の自転1周=1日』

ではなく、

原子時計の24時間=1日』

らしいです。

で、そのづれを『うるう秒』で直すと、こーゆうことなようです。
総務省も発表しているので、
2009年1月1日午前8時59分60秒、その瞬間は117の時報を聞きながら迎えよう。